minding my own business

ファッション自問自答ブログ

自問自答ファッション教室覚書メモ①

先日、自問自答ファッション教室に行ってきました!ご一緒したのはゆとりさん、かいりさん、稚田さん。皆ファッションの方向性は違うのかな〜、と思いきや、内面の方向性は似ているところが多くて面白かった。全員が自立重視派(?)で、文章書くのが好きなメンバーでした。ほんとにメラメラしてた〜!でも笑いもあり、涙もあり、胸がぎゅっとなる瞬間もあり、とにかく熱くて楽しい会でした。

ほずひこと写ってます。コンポジワンピ2023aw着てるよ。

 

私は2021年5月に自問自答ファッション講座をオンラインで受けているので、これが2度目の自問自答セッションです。(幻冬舎大学や自問自答ムンプラなどはオンラインメインで参加)

教室中の大変パーソナルな気づきだとか、講座から2年経って気づいた自分の変化だとか、講座中に考えて深掘りしたことだとか、あきやさんと他のガールズとの会話の中で印象に残っているところなどをメインに、メモしていきたいと思います。備忘録。

 

本日のお品書きはこちら。

 

 

私が2021年から当日までゆるふわっと持っていた願望

強くて可愛い服を着たい。

(このブログのタイトルももともとは「強くかわいい者たち」でした。サブタイトルの英語の方をタイトルにしちゃったけどね)

これは基本変わってないんだけど、でも少し表現は変わるかなと思った。そこも書くことで深めていきたい。

 

キーワードの整理で気づいたこと

教室の中で、あきやさんが「かわいい」とか「自立」とかキーワードを言って、それをみんなそれぞれ自分の【なりたい】【似合う】【好き】【違和感】に振り分けていくワークがある。

このキーワード整理をしていると、私は【なりたい】の中に「強い」「反骨精神」「個人主義」「存在感」など、まあわりとつよつよな言葉が入っていくのだが、同時に「優しい」「おだやか」など、かなり柔らかいイメージの言葉も入ってくる。私は、それをなんとなく「バランス取りたいからだなー」と思ってたんだけど、それを見たあきやさんが「糖衣ですねっ」と、あの笑顔でキッパリおっしゃった。目からウロコがぽーん。糖衣!と、糖衣だったのか、お前……!!

 

ファッションにおける「糖衣」が自分ごととなった瞬間

当日、ツイート感覚で書いたこちらの記事でも触れたんだけど。

私は自分に糖衣なんかないぜと思っていたのが、むしろ糖衣しかなかった(最近買った服ほぼ糖衣)ということが発覚してそれがバリバリ破れて正露丸剥き出しで放心しているのが今なうです。

私は自分に糖衣はないし必要ないと思っていた。

これは、一度しかない人生、ナイフみたいに尖っては触る人皆傷つけてなんぼでしょ!!と思っているからでは(もちろん)ない。

おそらく、理由は3つある。

  1. 私は自分の正露丸部分が割とまろやかだと思っていた。(剥き身で出しても馴染めると思っている。でも自分で思っているだけだから実際はわからないし、今回、おやおやそういえば?と感じることがいくつもあった)
  2. 私は、人間関係に恵まれていることもあり、コミュニケーションで家族や他人との距離感や関係を適当(辞書通りの意味)かつ健全に保つことがまあまあできていると思っているので、ファッションにおいて過度に場の空気に適応する必要を感じていなかった。
  3. 「らしさ」的な決めつけは大嫌いだが、それはそれとして、求められがちな「らしさ」によりがちな好みをしている。なので、結果的に、そのようなものが求められる場においても、特に浮かない。

と、そこまで深く真面目に考えていたわけではないけれど、おそらくこんな感じだったのだと思う。なので、ファッションにおける糖衣の話は自分ごととしてはあまり響いていなかった。むしろ「TPO」としての、役割としてのファッションの方に意識が向いていた。「仕事服」とか「オケージョン服」とか。なので、TPOに関した服については、糖衣で守るというよりは、鎧として(あるいは舞台衣装として)着る、という方が抱いていたイメージとしては近かった。

今あきやさんの記事をちゃんと読み返すと、TPOも糖衣の一部じゃん!って感じなんだけど、ただ私にとってファッションにおける「糖衣」は、TPOよりも「空気」「らしさ」に気を遣い、目立たないようになめらかに滑り込むもの、というイメージがあったんだと思う。

で、あきやさんに指摘されたように【なりたい】の中にあった「やさしい」「おだやか」が糖衣なのかというと、……要素そのものは糖衣ではなくて、私の中に置いておきたい、私がそれなりに重視する人間像の一部であることは間違いない。だけど、それをファッションとして表現した場合は糖衣として機能するのだと思う。

何故なら、私は飴でもラムネでもチュアブル錠(ぶどう味)でもない。ガリッと噛んだら、多分辛かったり苦かったりヘヴィだったり熱かったり色んなものが溢れ出す。「やさしい」部分があった方がいいしあこがれるよなーそういう部分も必要だよなーーと、私の気持ちが触れた逆側にある要素。つまり、強い、反骨精神、個人主義、存在感……などがギラッギラしてるのだ。自分ではギラギラとか全然思ってなかったんだけど、色々話聞いたら割とギラギラしてる方なんだなって思った。で、意識的か無自覚なのかわからないけど、「バランスが必要だよなー」って思っていたし、だからこそ「やさしい」が欲しかった。それって、服で着たらドンピシャで糖衣じゃないですか。

そしてもう一つ気づいたというか、はっっっとしたのは、そもそも「私には糖衣は関係ないしー」とかいう前に、最近私が目指したい薬効、本丸、正露丸と、ファッション的にしっかり向き合ってないのでは……??

仕事で必要だから、卒園・入学式があるから。

本気の服を買ったのは大体そんな理由が多い。いや、ebureの紺ブレもANAYIのレースブラウスもとっても気に入ってるし、普段も着てるし、後悔は全然していない。でも、自分の正露丸に向き合った服ってあまり本気で自問自答できていなかったんじゃない……?

まったくできてなかったとは言わないし、去年買った赤コートはとっても気に入っているけど、ひとまず仕事着は揃った。卒業・入学もあと6年はない。つまり今から、真剣に掘っていくところ、向き合っていくところは自分の反骨サイドなのでは?

という気づきがあって、今ここでボンヤリしていますっ✌️

 

いやー、深いぜ自問自答。時間がなくなってきたので、本日の深掘り活動(モグラ活動)はここまでですが、まだまだ書きたいこといっぱいあるからメモを重ねていきます。

 

当日印象に残った小ネタその①

当日の流れを送っていただいた時点で長丁場となることが明記されている自問自答ファッション教室。あきやさんが準備してくださっていたのが、おやつというレベルを超えた割とガチなパン2個で、優しい!手厚い!でもここで食べるかな!?と思ったけど、脳みそを搾り取るように使うからなのか、糖が足りなくなるからなのか、途中から普通にパンをむしゃむしゃ食べながら会話に参加していた。何となく部活の雰囲気もあって楽しかったw

自問自答ファッション部!絶対楽しい。文化祭の企画がめちゃめちゃ盛り上がりそう。