原稿をしていたり原稿をしていたりしたら遅くなってしまいましたが続きです!
ずっとファッション自問自答は続けているのですが、講座のレポとしては一旦こちらでまとめたいと思います。
さて、私が自問自答講座であきやさんにお話したこととは。
- コロナにより仕事が完全在宅でワンマイル生活。
- 元々は都内で週3出勤・週2在宅の会社員。
- クライアント訪問も多いので仕事着と私服が半端に分けていた。
- 現在は保育園・公園・スーパー・家の往復がメイン。
- 多分今後も在宅勤務がメインになると思う。
- もう適当に、消化試合のような服選びはやめたい。
- 年齢的にももう少し品質の良いものを買いたいけどどこで買えるか知らない。
- 良いものを選ぶ自信がない。
- プチプラがダメとは思わないけど、卒業したい。
- エシカルファッションに興味がある。
- 文章を書くことが好き。最近俳句も好き。
- 表現をすることが好き。
- 情熱を持って何かに取り組んでいる人が好き。
- 花が好き。ベランダガーデニングにはまっている。切り花も好き。
- 強い女が好きで、可愛い服も好き。
- ラブリー過ぎるのはもういいかな。
- モテとかももう興味ないかな。
- ナチュラルな生活は好きだけどナチュラルファッションはちょっと違う。
- 黒は好きだけど全部黒もちょっと違うかな。
- 強そうなアクセサリーが好き。
- 派手なスカートが好き。
- ピンクも好き。強いやつ。
- 強くなりたい。可愛くなりたい。
- 山田詠美が好き。
- 吉井和哉が好き。
- Coccoが大好き。
つまり、
強く可愛い者たち……?
(腰を振ってるお姫様は強く可愛い者だね)
話が逸れた。
最後のは今書きながら思いついただけなんだけど、多分こんなようなことをわいわいお話していた気がする!
あきやさんはとても聞き上手で、私が話した内容を丁寧に整理してくださるので、話しながら自分の中でも色々とクリアになってくる。ファッション語彙が少ないのでうまく表現できなかったことも、あきやさんが言葉にすると「あーー、なるほど!」と面白いくらいに繋がっていくのだ。
簡易なパーソナルカラー診断はやったことがあったけど、ファッションそのものに関して、言語化したことがなかったので、とても新鮮な体験だった。あの三時間で、洋服・ファッションに関する解像度が上がったと思う。いや、違うな。実際はそんないきなり大悟したわけじゃなくて「解像度の上げ方がわかった」気がしたのだ。
「なるほど、こうやって考えていけばいいのか!」と。
そう。自問自答の旅の入り口に、私は立ったのである。いわば、自問自答ファッション講座は、長く続くファッション自問自答の旅のチュートリアルだったのだ。
そして、待ちに待ったファッションレポート。
あきやさんに作って頂いた制服案は3つ。
① 基本のネイビーコーデ(強い・本質的・かっこいい)
② カーキコーデ(優しい・話しかけやすい・マイペース)
③ 柄スカートコーデ(自由・ごきげん・面白い)
それぞれであきやさんが作って下さった画像がわかりやすくてすごい腑に落ちる!
服は基本はベーシックでスカート多めの大人かわいい路線、でもそれに合わせる小物がどれもパンチが効いていて、めちゃめちゃ可愛い!
私は素直なので「よし!ネイビーワンピースをとりあえず買うぞ!!!」とZOZO TOWNに向かい、そしてネイビーワンピースを、試着前提で10着くらい注文した。半年以上ほとんど服を買っていなかったので、予算は少し多めに。
そして早速大箱が届く。
どれも同じようなネイビーワンピースだけど、試着すると、もうやっぱり全然違った。
試着しつつ自分用に写真も撮ってはいたものの、ブランドごとの詳細なメモは取っておらず……書いておけば良かったね。
気になったポイント
- (夏に着るつもりだったので)裏地付きは暑くてNG
- 背中チャックは着にくくて普段使いしにくい
- 画像では背中のプリーツがめっちゃ綺麗だったワンピース……実際触れてみたら洗濯するのもこのプリーツをキープするのも今の生活では無理では?となり断念。
- ノースリーブより半端に袖がある方が腕が太く見える。
- 身幅がワイド過ぎるタイプのワンピースは太く見える。
- エンパイアカット、ダメ、絶対(幼く見えるし、太く見える)
10着近く頼んだのに、あまりしっくりくるものがなくて、試着も後半になるにつれて、これはすべて返品かな〜などと思っていた。今までだったら「とは言え、これはけっこう可愛いからこれでいいかな」って気分(妥協)で、買っちゃってたけど、それだけはしたくなかった。この一着は、最強の一着を見つけたい。
と、思いながら試着した最後の一着(本当に最後だった)、
これが、本当に素敵だったのだ!
形は割とシンプル、裏地なくて涼しく、背中のジッパーもない。
布地の張り感がシャープな感じでかっこいい。綿だから着ていて気持ちが良い。
スカートのドレープもいい感じ、生地がたっぷりしてて歩くと楽しい。でも重くない。
サンダルでも可愛いし、スニーカーでも着れそう!
これは〜〜〜いいのでは〜〜〜!!
と、なりまして、そちらをお買い上げました。
試着した中で一番高かったんだけど、だからこそ良いもの買えた〜〜!!ってアドレナリンが出ました。ブランドはATONです。初めて知った。一気に好きになりました。
結局、2021年の夏はこのATONのワンピースと、講座後に同じように吟味して買ったスニーカー(Reebok インスタポンプフューリー)と、marimekkoの柄布バッグで過ごした。もちろん洗濯もするし他の服も着たけど、でも本当にいっぱいこのワンピースを着た。楽しかった。ずっとウキウキしてた。コロナワクチンもこの服で打った。(打ちやすかった!)marimekkoの布バッグも一番好きな柄を買って、ずっとそれを持っていたので、保育園では他のお母さんから「いちごの人」と思われていたかもしれない。
自問自答ファッション講座を受けたからと行って、いきなりスーパーおしゃれマンになったわけではない。私は私のままだ。いきなり洋服の買い方が上手になったわけでもない。その後も吟味して買ったけど失敗した服というのはいくつか(いくつも)ある。
でも今までとは違う。今まではプチプラやセールの服をなんとなく買い、不満を抱えつつなんとなく着て、大したケアもせずに古くなったり飽きたりすると捨てていた。洋服をいっぱい持ってても、愛着を持っていたのはほんの1〜2枚で、愛着の持ち方がわからなかった。愛着を持てる服とどう出会ったらいいのかがわからなかった。試着も苦手だったし、試着をしたら買わなけばいけないと思いこんでいた。
今は、絶対に試着をするし、吟味して買う。大切に着る。コーディネートも勉強しているし、ケア用品も少しずつ買っている。それでも、もし失敗したら反省点をきちんと整理して考えてメモして、服はZOZOの下取りに早めに引き取ってもらう、というサイクルにした。プチプラはもう買いたくないとは思っていたけれど、やっぱりまだUNIQLOでも買う。全てをANAYIやATONやUN3D.やPaul Smithで揃える財力はない。それでも良いのだ。自問自答ファッション講座で私が捨てたものは、消化試合。つまり「なんとなくファッション」だ。
なんとなく無難だから。なんとなく必要だから。なんとなく着れそうだから。なんとなく知ってるブランドだから。なんとなく寒いから。なんとなく暑いから。なんとなく安いから。なんとなく買う。
のを、止めた。
バイバイ「なんとなく」。
私はよちよち歩きの、私の中のファッションYAZAWAと共に自問自答の道をゆくぜ!
今40歳なので、80歳の時にかっこいいかわいいおばあちゃんになっていることが目標です!
自問自答ファッション講座については此処で終わるけど、自問自答は永遠に続くので、またファッションの記事は書きます〜!